制作会社の態度と一発芸コーナー

学生時代は、モデル事務所寄りの芸能事務所に入っていたこともあって、オーディションを何度か受けました。そのなかでもっとも印象強く残っていたのは、やっぱり制作会社の人たちの態度ですね。一言で言えば「王様か!」って感じでした。

「アレしてみて、コレしてみて、ダメだなー」などと、まるでキングな感じで振る舞っていましたね。まあ、私たちの誰が合格かどうかを決める人たちですから、キングはキングなのだと思うのですが。けれどもとにかく、すごい偉そうな感じでしたね。人間、あそこまで偉くなれるもんだなーとある意味感心したものです。

しかしまあ、あちらさまも真剣に選んでいるのですから、こちらも真剣に挑むべきですよね。けれども私はいまいち本気で挑みきれていないところがあって、ちょっと恥ずかしくなるときもありましたね。しかしまあ、一発芸もしっかりとおこないましたが。

ドラマや映画など役者のオーディションの場合は、一発芸があったのですよね。一発芸と限定されたわけではないのですが、アピールタイムにはだいたいみんな何かの芸をしますよね。ですから一発芸コーナーとして私の頭の中には残っています。

たとえば、野球のフルスイングをする人もいましたし、バレエをやっている人はバレエを踊ったりしていましたね。友達は「なんもないからー」と、本を音読したりですとか、私はとくにやることもないので三味線を弾きました。要はなんでもいいのです。大声を出したっていいですし。

ですからこのドラマオーディションで印象に残っているのは、制作会社の偉いさんたちの態度と、一発芸コーナーですね。